リンコム ネクスト

株式会社コア
ポータル

株式会社コア

10年間使い続けられる、社員の要望を取り入れたポータル拡張術とは!


利用ユーザー数
約1100名
事業内容
エンベデッドソリューション(組込みソフトウェア)事業、ビジネスソリューション事業、プロダクトソリューション事業

導入事例

株式会社コア(以下、コア)様は、電子機器向け組込みソフトウェアの開発事業、ビジネスソリューション事業、プロダクトソリューション事業の3つのセグメントで事業を展開されている企業です。 コア様では約1,000名の社員がリンコム ネクストをご利用頂いており、リンコム ネクストならびにオプション製品のソースコードライセンスを購入し、自社でユーザーの要望に合わせたカスタマイズをされています。本事例紹介では、リンコム ネクスト導入後の効果について取材させて頂きました。

導入までの背景

コア様では約10年前から全社向けのグループウェアとして、エリアス(リンコム ネクストの前身)をご利用頂いておりました。そのエリアスサーバの老朽化に伴い、新しいグループウェアの導入としてリンコム ネクスト2.7が2007年5月に導入されました。コア様では、全国に20の拠点と社内に100以上の部門が存在していたため、新ポータルを活用した情報共有化の向上といった課題がありました。

≪リンコム ネクストが採用されたポイント≫

新着情報はテロップ機能でお知らせ!

コア様では約10年前から全社向けのグループウェアとして、エリアス(リンコム ネクストの前身)をご利用頂いておりました。そのエリアスサーバの老朽化に伴い、新しいグループウェアの導入としてリンコム ネクスト2.7が2007年5月に導入されました。コア様では、全国に20の拠点と社内に100以上の部門が存在していたため、新ポータルを活用した情報共有化の向上といった課題がありました。

『伝言メモ』導入までの背景

コア様では社内連絡ツールとして『Knowledge Stage 伝言メモ』(以下、『伝言メモ』)を活用されています。以前まではクライアントのメールソフトを利用されていたそうですが、社内の重要な情報が外部に流出を防ぐ目的に『伝言メモ』を採用されました。但し通常ユーザーはポータル画面以外にも他のシステムを立ち上げて業務を行うため、直ぐに『伝言メモ』の受信メッセージを気づくことが出来ません。そのためユーザーから新着メッセージが届いたことを気づかせる機能のご要望がありました。

そこでコア様では、新着情報が入ったことを気づかせるテロップ機能のカスタマイズをされたそうです。新着情報で新しいメッセージを受信すると、ブラウザのタイトルバー・タブの名称部分、タスクバーに『新着情報あり』とテロップが流れるようにカスタマイズされました。この新着情報のテロップ機能を追加したことで、例えポータルを開いているブラウザを最小化にした状態でも、新着情報が入るとテロップで気づくことができます。これの機能によって業務連絡のスピードを遅らせることなく、『伝言メモ』を社内メールとして導入することが出来ました。

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図1.ブラウザの新着情報テロップ機能のイメージ画面
(実際のポータル画面は社外秘になるため掲載できません)

「選択グループ確認」機能で公開範囲の正確性向上

コア様では社内に100以上の部門が存在しており、そのためスケジューラ、掲示板、カレンダーの「表示するグループ」で複数のグループを選択すると、どのグループが選択されているかを確認するのが非常に面倒でした。

そこで表示させたいグループを選択した後、どのグループが選択対象とされているかを確認できる機能をカスタマイズされました。「表示するグループ」を選択した後に「選択グループ確認」ボタンをクリックすると選択されているグループがポップアップ画面で表示されます。この機能によって選択されているグループの確認の手間が短縮され、また自分が表示されたいグループ以外に誤って情報を公開するといった間違いが大幅に改善されました。

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図2.スケジューラ「表示するグループ」のカスタマイズ画面

携帯電話で出先からスケジュールを確認!

コア様では外出の機会が多い社員から、出先でも自分のスケジュールや自分宛のメッセージが確認できるようにして欲しいといった要望がありました。
そこで携帯電話認証サーバ『MITS(株式会IDS社製)』を導入し、社内のセキュリティレベルを下げることなく、出先から自分のスケジュール確認ができるようになりました。
また長期的に他の企業に常駐している社員が定期的に社内情報を確認できるように、インターネット経由でリモート接続を可能とするデジタルゲートウェイサーバを導入されています。

ひとこと

今回取材に応じて頂いたコア様ではリンコム ネクストの運用スタートにあたり、担当者が全国の拠点を訪問しカスタマイズの要望をヒアリングされました。そして要望の中から特にユーザーの操作性、 業務の効率化に繋がる要望を採用しカスタマイズをされました。
また今回の事例でご紹介したカスタマイズはごく一部で、他にも多数カスタマイズされている機能がございます。今後も定期的にユーザーの要望をヒアリングしながらポータルの機能拡張をされていくそうです。また今後は社内の基幹系システムとワークフロー、ポータルの連携を視野に入れ、よりポータルのコンテンツを充実させたいといった構想をお持ちです。

【システム構成図】

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事例の掲載にご協力いただきました株式会社コア様、誠にありがとうございました。

※株式会社コア様の事例資料ダウンロードはございません。ご了承ください。

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