店舗の指揮マネジメントの為に、KPIとして実行力を加える
このベストプラクティスの概要:
- 売上だけで店舗を評価してしまうと、店舗は「本部の指示を一生懸命やっても評価されない」と考えてしまう
- 店舗の日々の努力を見逃さないために「実行力」をKPIとして評価
店舗の評価基準が「売上」だけでは足りない
店番長を導入いただいた企業の店舗スタッフから「本部の指示通りに仕事したことが、ちゃんと伝わるようになって良かった」という声を頂戴することがあります。
店舗スタッフの一番の不満は、「仕事を確実に行っているのに評価してくれない」ことです。
店舗を評価する上で欠かせない指標と言えば「売上」です。しかし、売上は立地条件や競合店、天候などの外部要因に左右されやすく、必ずしも店舗スタッフの仕事ぶりを100パーセント表したものではありません。
...にもかかわらず売上での評価のみに偏重してしまうと、店舗スタッフのモチベーションを下げてしまう危険性があります。
そこでご活用いただきたいのが「実行力」という新しい視点のKPIです。
短期的な売上の向上にはつながらなくとも、本部の方針に従い、満足度向上や地域のマーケティング、はたまた費用削減改善活動のために邁進した店舗は必ず何かしらの成果につながるはずです。また、その兆しを見つけ皆の前で正しく評価することで、他店も見習って全体の成果を上げることができるはずです。
店番長であれば「実行力」を数値化してKPIとして利用可能
店番長には、実行力を数値化するレポート機能が備わっています。店舗の指示実行状況をKPIとして利用することができます。また、店舗別、エリア別などで比較する機能も備わっています。この機能を利用することで、「いままで売り上げでは目立たず、だが満足度は高い店舗の秘密が、実は実行力が高いことに起因していた」など、新たな気付きにつながるきっかけになります。
店舗別実行力グラフ