店番長

写真報告を使用する際に気をつけるべき4つのポイント

このベストプラクティスの概要:

写真報告を使用する際は、以下の点に気をつけて運用する
1. 店舗の手間が最小になる手法を使う
2. ミスや手戻りのない写真の集め方を考える
3. チェックしてフィードバックすることまで考えておく
4. 写真報告の応用例を他社の活用事例に学ぶ

一概に写真報告と言っても、メールを使う方法やクラウドドライブにアップロードする方法など様々です。
そうした手法を取る際に、気をつけておきたい4つのポイントを挙げます。

1. 店舗の手間が最小になる手法を使う

デジカメとパソコンの組み合わせですと、デジカメで撮影して画像データをパソコンに読み込んで、パソコンでアプリを開き報告と、操作手順が多く、頻繁に報告するには店舗の負担が大きくなってしまいます。
SNS全盛の時代ですから、SNSライクに報告できれば高いITリテラシーも研修も必要なく、作業の手間を小さくすることが可能です。

写真回答の運用を続けていくためには、店舗の手間が最小になる手段であることが重要なポイントとなります。

2. ミスや手戻りのない写真の集め方を考える

クラウドに共有フォルダを用意して画像ファイルを書き込む報告手順の場合、ファイル名やフォルダ名のルールが徹底できないと後が大変です。間違ったフォルダにファイルを保存してしまったり、どこの店舗かわからないファイル名でアップロードしてしまったりして、回答をチェックする側の手間も多くなりがちです。
またこの手法では、どの店舗が提出できていないのか、どの程度進んでいるのかわかりにくく、逐一個別に催促する際の手間も発生してしまいます。

3. チェックしてフィードバックすることまで考えておく

写真報告を出してもらえたら、その後のアクションまで含めて考えておく必要があります。
写真をチェックした結果、もう一度撮り直して欲しい場合の依頼のしやすさ、要対応箇所があった場合にそれを対応したかどうかまで追いかけることができるか、といったフィードバックまでを考えておくことで実際の店舗の品質向上につながります。

4. 写真報告の応用例を他社の活用事例に学ぶ

写真報告を活用している他社の事例を参考にすることも大切です。

あるレストランチェーンでは、店舗が閉店後チェックに毎日写真で報告することにしました。その写真を元に本部が具体的な指導を続けた結果、店舗の品質が大きく改善し、顧客満足度を向上させることができました。
更に、いままで店舗の中で閉じていたチェックが本部にも写真で共有されるようになったため、店舗全体の品質が向上していく状況を本部全体で把握できるようになりました。

また、ヨガスタジオ・チェーンでは、半年ごとにVMDやクレンリネスなどを400店舗全てチェックする業務において、従来は臨店して報告書を作成する業務一式で1店舗あたり約90分かかっていたものが、写真報告を利用するようになったことで3分の1の約30分に短縮できました。半期トータルで400時間も作業が短縮でき、写真報告が大きな効果を発揮しています。

なお、店番長の写真回答ならば、上記のポイントを押さえつつ便利にお使いいただけます。

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  • 店舗はタブレットを使ってそのまま撮影・報告できて店舗の手間を最小にすることができます。
  • 店番長で収集した写真は、店舗ごと通達ごとに自動で分類されます。保存の際もフォルダに分類され店舗名が付与されますので、管理や再利用の際の手間がかかりません。
  • 回答内容が意図したものと異なる場合は、その場で再提出を依頼することができますし、気になるポイントがあれば写真に印をつけて具体的な指示を行うことができます。
  • ルーティン機能で繰り返し指示を自動発信し、日々の習慣や変化を記録することが可能ですので、店舗の品質向上に役立てることができます。