自分で決めた挑戦が未来を切り拓く

最近、「#100日チャレンジ」(著:大塚あみ)という本を読みました。

本書は、大学4年生だった著者が、ChatGPTを活用して100日間毎日1本のアプリを制作・投稿する「#100日チャレンジ」に取り組んだ記録です。

当初は宿題を効率化するためにChatGPTを使い始めたものの、その可能性に魅了され、プログラミングの世界へと足を踏み入れていきます。この挑戦を通じて、著者はプログラミングのスキルを身につけ、大学の先生の支援などもあり、学会や国際会議での発表、ソフトウェアエンジニアとしての就職を果たすなど、人生を大きく変えていくドキュメンタリーです。

この本から感じたこと、面白いなと感じたことをあげると以下になります。

まずは、単純にChatGPTで本当にプログラミングが出来るのだという驚きです。出来栄えの評価は分かりませんが、それを毎日、100日間続けられたという生産性にも驚きました。最近では、プログラミングに特化したAIもいくつも出てきていますので、更に高度なプログラミングや生産性も期待できます。我々のようなプロも、うかうかしていられません。

次に、著者がチャレンジに没頭する様に、人間は「自ら決めたことに対しては、寝食を忘れるほどに没頭できる」という普遍的な心理があるように思いました。他人が見れば100日間毎日アプリを作成するというのは無謀に感じます。まして他人に強要されたものであれば、恐らく途中で断念していたのだろうと思います。

「自分が決める」という事は、普段認識している以上に、大きな力を発揮する源泉なのだと思います。さらに、大きなチャレンジには未来を拓く可能性が含まれています。

チャレンジを大切にするリンコムとしては、とても刺激になる話です。

また、一括りにはできませんが、Z世代の価値観や発想に少し触れられた気がしました。

そして、これからのAI時代を少し垣間見ることが出来ました。

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■本のご紹介
店番長ビジネスを通じて学んできた実行力UPのノウハウを、ダイヤモンド社の協力のもと『実行力100% チェーンストア企業の業績を上げる業務指示のすごい手法』と題した1冊の本にまとめました。
実際の現場で蓄積してきた貴重なノウハウを公開するのは、もったいない気もしましたが、1社でも多くのチェーンストア企業様のお役に立てるのであればと想い出版させて頂きました。
自分でいうのもなんですが良くまとまっていると思います。実際、読んで頂いたお客様からもご好評を頂いておりますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
・ダイヤモンド社
https://www.diamond.co.jp/book/9784478113141.html
・Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4478113149/

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