残業撲滅プロジェクト開始

弊社は12月決算ということもあり、1月の初営業日に全社員を集め年間目標の発表会を行う決まりになっています。
その中で、全社の目標の一つに、残業時間を全員30時間以内にするという目標を掲げ残業撲滅プロジェクトを開始しました。

発表会では、
"時代が変わり、残業は今では悪なんですよ。頑張って働いてくれるのは頼もしいのですが、体を壊してしまったら、会社も困りますが、本人はもっと困りますよ。
それに、今年の4月からは、時間外労働の上限は月45時間、年360時間を原則とする法案もでき、違反すると私が罰せられてしまうんですよ"
と訴えました。(苦笑
(※ちなみに、中小企業は 2020年4月から施行)

だからみんな積極的に残業削減に取り組んでくださいねと。

ここまで言えば、みんな大人ですし何らかの対策を自主的に講じてくれるだろうと信頼しプロジェクトをスタートさせました。
ちなみに、昨年(2018年)の弊社における残業時間は、平均29.4時間でしたので、それほど難しいハードルではないとも思っていました。

しかし、この認識は非常に甘く、1月、2月は3名が30時間オーバー、しかも中には80時間を超えたものも存在。
そして、3月になると6名があっさり30時間オーバーという散々な結果でした。
みんな、私が罰せられることなんて何とも思ってない猛者ばかりで、それを信頼した自分が甘かったと反省しました。

そこで、4月の朝礼で3か月間連続で30時間オーバーだった3名を公表し、ひとりひとり対策案を考えさせドキュメントにして提出させました。
やっと本気で考えてくれたのか、これは効果があり、4月は2名まで減り、5月にようやく全員30時間以内に収まることができました。

本来、働き改革というものは、生産性を高め社員一人一人のお金や、仕事とプライベートの時間、人生のやりがいなどを充実させるという、とても高尚なものだと思います。
それに比べ弊社で取組はじめた残業時間の削減は、ほんの一部でしかありませんが、めげずに一歩一歩進めていこうと思います。

気になるのは今月(6月)の残業時間ですがクリアできるかな?

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