なぜ店舗から好事例が共有されないのか?

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最近多くの企業様から、どうすれば店舗の好事例の社内共有が促されるか、ご相談をいただくことが増えてきました。
店頭・売場の好例、新商品・サービスのおすすめトーク、お客様に評価された接客など、現場で生まれたノウハウが一つの店舗だけに留まっていてはもったいないと、多くの企業様が感じているようです。

我々にご相談をお寄せいただく背景には、現在の取り組みがうまく行っていないという現状があるようです。
「良い取り組みを自主的に全社に共有しましょう!」と店舗へ促しても、なかなか好事例が集まらないといった経験は、皆様にもあるのではないでしょうか。

店舗から好事例が共有されない理由

なぜ店舗は自主的に好事例をシェアしないのでしょうか?各企業様に原因を尋ねてみると、以下の理由が挙がりました。

・自店の取り組みが良いものかどうか判断がつかない
・自店の良い取り組みは他店舗に知られたくない

どうすればこれらの課題は解決できるでしょうか。

好事例の社内共有を促す方法

各店舗で良い取り組みかどうかわからないのであれば、本部内で良い取り組みかどうか判断する方法が考えられます。
これを実践するには、店舗同士の比較が必要となりますので、好事例かどうかに関わらず、より多くの事例を本部主導で集めるとよいでしょう。
他店舗に良い取り組みを知られたくないので、自分からはあまり自主的に共有したくないと考えている店舗スタッフも、本部から店舗へ正式に依頼されれば協力してもらえるものではないでしょうか。

業務に落とし込むと、以下のようなステップを考えることができます。
1.本部から全店舗へ日々の取り組みを報告してもらうようお願いする
2.各店舗が本部へ取り組みを報告する
3.本部で厳選した好事例を全店舗へ共有する
4.各店舗内で本部から共有された好事例を関係スタッフに周知する

もし、これらの作業を負担に感じるようでしたら、本部-店舗間のコミュニケーションの方法を見直す余地があるかもしれません。
是非お気軽にご相談ください!

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