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「店舗が業務指示を実行徹底できていないように感じるものの、自社の実行力を定量的に把握できていない。」
多くのチェーンストア企業様からこういったお悩みをお伺いします。
このような状況下では、実行力の向上という課題に優先的に取り組むべきかどうか判断できず、業務改善を進める阻害要因となりかねません。

もし近しいお悩みがありましたら、以下のような社内アンケートを実施してみてはいかがでしょうか？

実行力を把握する

店舗向け

本部向け

本来、実行力は指示量に対して期限内に本部の意図通りに完了できた割合で測定されるべきものです。
しかし、実行力そのものが対処すべき課題かどうかを見極める目的であれば、まず店舗や本部がどのように認識しているか、複数名に感覚値を聞いてみるのも有効な方法ではないでしょうか。

ある流通・小売チェーン様では、このアンケートを取得されたところ、以下の結果となりました。

総じて現場では実行力は低いと自覚しており、改善すべき課題であることがわかります。加えて、店舗が思っているほど本部の意図通りに指示が実行できていないことが浮き彫りとなりました。

指示の実行徹底の阻害要因を探る

アンケートの結果、もし実行力に課題があることがわかったら、指示を実行徹底するために必要な業務の中に、作業者にとって進めづらいものがないか点検してみてはいかがでしょうか。

店舗向け

本部向け

この流通・小売チェーン様では、本部社員の約90%が「店舗指示に対する負担状況を把握しづらい」と、既存の店舗指示方法を評価しました。また、店舗の約60%が「店舗業務への集中に役立たない」と感じていました。
このアンケートから、本部からの業務指示やそれを伝える仕組みが原因で過度に店舗に負担をかけている状況に気づき、部署毎にブラックボックス化していた業務指示を共有・可視化し、改善することに取り組まれました。

多くのチェーン企業様が「現場業務への理解なしに業務改善は進まない」とおっしゃります。
業務改善を前に進めるためにも、まず今回ご紹介したようなアンケートに取り組まれてみてはいかがでしょうか？

アンケートのExcelファイルはこちらからダウンロードいただけます。