店舗現場の手間を増やしたくない、新システム導入のジレンマへの対抗策
チェーンストアにおいて、新しいシステムの導入にあたり「自社の課題を解決できるシステムだと思うが、軽率に導入してこれ以上現場の手間は増やしたいくない」というジレンマを抱えてしまうことがあるかと思います。
店舗現場の手間を増やさないシステムの拡充例として、先日発表した、棚割システム「店POWER®」と「店番長」の連携 についてご紹介したいと思います。
棚割システム「店POWER®」と店番長の連携とは?
サイバーリンクスの「店POWER」は、本部が棚割計画を立てるツールです。一方、リンコムの「店番長」は、本部からの様々な業務指示をまとめて店舗に発信するツールです。
2つのツールを別々に使うと、どうしても店舗への連絡経路が2つになってしまい、現場の手間を増やしてしまうというジレンマがありました。
今回開発された連携によって、棚割・棚替えの情報をお互いのシステムでやり取りできるようになります。
具体的に何ができるかというと...
都度発生する棚割・棚替えの情報が自動的に店番長へ送られ、本部では転記作業などを一才しなくても店舗へ棚替えの連絡を発信でき、なおかつ実行状況を店番長一本で把握できるようになります。店舗ではいつものように店番長のみをチェックしていれば棚替えの指示を受信でき、作業後は他の指示と同じように店番長でそのまま回答できます。
つまり、複数のシステムどっちも見に行くような手間がグッと軽減されます。
※さらに詳しい連携のメリットや画面の動きについては当サイトにてご紹介していく予定ですが、今すぐ情報が欲しい方はぜひ弊社、もしくはサイバーリンクス様までお問合せください。→お問合せはこちら
システム間連携のミライ
さて、今回は棚割の「店POWER®」との連携でしたが、店番長は現場での手間を増やさないようにするため、この先もっといろいろなシステムと連携したいと考えています。
例えば、店舗に何かを補充する時期が来たら自動的に業務指示を発信したり、天気予報で雨の予報があったら対象店舗にだけ指示を流すようなことも実現可能です。
利用する社内ユーザーの情報を他の社内システムと自動連携する仕組みを開発して、完全無人で運用されているお客様も実際にいます。
店番長は、2019年からAPIというシステム間の連携に適した開発手法に舵を切り、もはや数多くの機能がAPIで実行できるようになっています。本部から店舗に届けたい情報は元を辿れば他のシステムからの転記だった、なんてことも多々あると思いますので、リンコムとしては「人がやらなくてもいい作業」を少しでも減らしてコア業務に集中していただき、今後皆さまにもっともっと効率化のメリットをご提供したいと思っております。
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