チェーンストア企業がシステム選定に失敗しないためのコツ

デジタルトランスフォーメーションという言葉が注目されて久しく、皆様も新たなITシステムの導入を検討される機会が年々増えているのではないでしょうか。

新たなシステムの導入には、多くの時間とお金がかかるものです。なるべく失敗したくないのはどの企業も同じでしょう。
ではチェーンストア企業において、システム選びに失敗しないためのコツはなんでしょうか?

私は画面や操作方法がわかりやすいシステムを選ぶことが、重要なポイントの一つと考えています。
画面や操作方法がわかりやすいことにはどのようなメリットがあるか、一緒に考えてみましょう。

導入にかかる期間とコストが低減できる

一般的にITシステム、特にクラウド導入において、一番労力がかかるのがユーザに対する操作方法の周知ではないでしょうか。
画面や操作方法が複雑なシステムでは、ユーザの理解に時間がかかるため、テスト運用や長時間の研修などを要し、利用開始までに多くの時間がかかるでしょう。
一方、簡単なシステムであれば、マニュアル配布や要点を絞った説明で短期間での導入が可能でしょう。
10,000人が5分の説明で使えるシステムと、30分の研修が必要なシステムの違いは、実に4,000時間あまりの人件費の違いになって現れます。

現場に定着しやすい

チェーンストアでは多くの場合、店舗スタッフの大多数がアルバイトやパートタイマーです。ITやシステムに明るくない方も多いのではないでしょうか。
もし、新システムの導入時にしっかりトレーニングしたとしても、店舗スタッフは日々入れ替わるため、画面や操作方法が複雑なシステムは店舗現場に定着しづらいでしょう。
一方、簡単なシステムであれば、新たなスタッフを採用したときもすぐに操作に慣れることができるため、システムの利活用が進み、当初に期待した導入効果を得やすいでしょう。

まとめ

ここまでをまとめると、画面や操作方法がわかりやすいシステムは短期間に導入でき、現場に定着しやすいと言えます。
つまり、採用を決定してから導入効果が上がるまでのスピードが速く、導入効果自体も最大化されるということです。

「店番長」は店舗の方でも直感的に利用可能なわかりやすい画面・操作方法であるとよくご評価いただきます。
このシンプルさをご実感されたいチェーンストア企業の方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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