「実行力」と「優先順位」

はじめまして!佐藤です。

みなさま、はじめまして。
昨年6月にリンコムに入社しましたカスタマーサクセス部の佐藤大樹(ひろき)と申します。

前職は、330店舗規模のスーパーで食品担当・係マネージャー・副店長を経た後、本社で運営改革スタッフを2年、その後新規開設店舗の店長を経験。本社へ再度舞い戻りプロセス改善・WFM(ワークフォース・マネジメント)担当や、ネットスーパーを導入している店舗のオペレーション改革チームを率いておりました。

18年強の小売業従事経験を活かし、みなさまに有益なお話ができるかもしれないと思い、今回から私もこのブログを担当させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

スーパーの勤務経験から学んだ実行力とスピード感

スーパーの仕事は納品された商品を売場に陳列し、名前も知らないお客様と会話をし、お代金を頂きます。日々様々な出来事が起こり、刺激的で楽しく、また私より年上のパート社員の方々にも叱咤や賞賛をしながら、前を向いてチーム全体のベクトルを合わせ、職務を実行していきます。飽き性の私にしては、よく19年近く勤められたものだなと思うくらいエキサイティングな仕事でした。

そんなスーパーの業務において、本部のたくさんの部門から店舗へ指示が発信されます。例えばお客様に影響を及ぼす一分一秒を争うような緊急の指示が発信されたり、棚卸や内部監査、拾得物の管理状況確認といった社内向けの指示だったりが毎日、毎週、毎月飛んできます。

ここで現場の腕の見せ所なのが「実行力」と「スピード感」であります。

「実行力」とは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が提唱した社会人基礎力の1つと言われています。(※引用現場が業務指示を確実に実行できるかできないか、この積み重ねによって結果が左右されるため、まさに業績(売上、利益、顧客満足、etc.)は実行力に起因しているんだなと、改めて思います。

そして指示には優先順位が必要です。全ての事柄が優先度トップ...であったとしても実行するためのリソースは限られていますので、指示を確実にこなしていく順番も重要になります。

無理なく実行力向上と優先順位を仕組み化

この約10ヶ月、現場での経験を思い返しながら、弊社の店番長に触れてきました。上記のような経験をふまえ、店番長が優れていると感じる点が2つあります。

1つは「優先順位が明確」な点、そしてもう1つは「指示を完了させていくと自ずと実行力が向上していく」という点です。

みなさまは、優先順位付けを現場任せにしてしまっていませんでしょうか?現場にとって優先順位が決まっていない多方面からの指示は重荷です。

店番長は全ての指示に優先順位(期日)が決まっています。店舗では画面の上から順に指示をこなしていけば良いので無理なく実行できます。すると自然に店舗の実行力が向上する仕組みです。(まだまだ店番長の深みはこれだけではありませんが、今日はこれぐらいで...

私は人と話すことが大好きです。
私は誰かと一緒に何か物事を成し遂げることが大好きです。
私は人と人が交流できる仕事に就きたいです。

そんな思いを胸に当時大学生だった私は、小売業の扉を叩きました。今は、店番長のカスタマーサクセス部でチェーンストア企業のみなさまの支援に携われることがとても楽しみです。

指示の徹底、着地、完了、何より実行力を上げたいと思っていらっしゃるご担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。私たちカスタマーサクセス部がみなさまと一緒になってご支援させて頂きます。

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