実行力UPに必要なノウハウ教えます(1)

店番長もおかげさまで、お客様が増えてきました。
今回は、店番長をご利用頂いているお客様へ訪問し、そこで学んだことを記したいと思います。もちろん、どうしたら実行力が高められるかという視点で記したいと思います。

① 業務指示の書き方

実は、実行力を上げるための一番のポイントは、本部からの業務指示の書き方にあります。あるお客様では、この業務指示の書き方を変えただけで、全体の実行力が20ポイントも向上しました。
決して難しいことではありません、業務指示を書くとき「なにをどうして欲しいのか」「どの様にして欲しいのか」「誰にして欲しいのか」など、店舗スタッフにとって具体的で分かりやすい表現で書くよう心がけるだけです。「小学生でもわかるように書きなさい」と社長に言われているお客様もあります。

② 業務指示の出すタイミング

本部の方は、店舗スタッフのことを思い、出来るだけ早く(締め切りまでの期間を長く)業務指示を出してあげようとされる傾向にあります。
しかし、実行力を高めるためには、あまり期間を長く取るのでなく、ちょっと短めに設定するほうが高くなります。
これは、先のもの(余裕のあるもの)は後回しにするという人間の心理によるものだと思います。

③ 業務指示を定期的に出す

定期的に店番長を使って業務指示を出し、店舗スタッフの習慣づけをされているお客様は実行力が高いように思われます。毎日出すのなら毎日出す。1週間に一度月曜日にまとめて出すなら、月曜に必ず出す。と行ったルールを設けることは、非常に大事で、店舗業務の平準化につながります。
色々と学ばせて頂いている良品計画様では、緊急的な業務指示以外は、週に一度、各部から最大3つまでしか出さないと言うルールで運営されているそうです。

④ 他のシステムを使わない

折角、実行力を上げようと思い店番長を入れたにも関わらず、ある人はメールを使っているなどというお客様がたまにいますが、これでは、実行力はあがりません。店舗スタッフも混乱してしまいます。
例えば、プライバシーに関するようなものはメール、それ以外の店舗通達は、店番長というようにルールを決めることが大事です。

⑤ 店番長を確認する時間をルール化する

店番長には、新着をお知らせする機能(新着お知らせアプリ)やメール機能がありますが、店舗業務として、何時になったら店番長を確認するというルールを設けているお客様のほうが、実行力は高いように思います。
緊急の業務指示は別ですが、通常の業務指示であれば送信後、直ぐに見る必要は全くありませんし、逆に強いてしまうと他の業務に影響してしまいます。
(次回に続く)

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