この1年を振り返って思ったこと

社長に就任し、あっという間の1年でした。
この時期になると、色々な視点で1年の振り返りを行いますが、特に大事なことは、理念に沿った成長ができたかです。
私たちの理念は、

できなかったことができるように
お客様の「よかった」が続くように
いままでなかったものを求め、挑戦し続ける

というものです。
端的に言えばイノベーションを起こしていこうというものですが、この理念に沿って成長できただろうか?

先日、株式会社ユーグレナ(以下、ユーグレナ)の出雲社長のお話を聞く機会がありました。ユーグレナという会社は、とてもイノベーティブな会社で、ミドリムシから化粧品、食料、更にジェット機の燃料まで作っている会社です。

余談ですが、ミドリムシとは植物と動物の要素をもった非常に栄養豊富な小さな生き物だそうです。

ユーグレナは今でこそ東証一部に上場されている会社で、ミドリムシで作った栄養価の高い食品で、バングラデッシュの貧困を助けたりもしていますが、起業当初は、まったく売れなかったそうです。

ミドリムシで作った商品を扱ってくれそうな企業へ営業に行っても「面白い」とは言ってくれるが、その後に「実績ができたら買うよ」と言われてしまい、500社に営業に行っても1社も買ってくれなかったそうです。

基本的に多くの人は、イノベーティブなものはリスクを感じて買わないものですが、この様な壁を乗り越えてこそ成長できるものだと思いました。

我々の「店番長」も実行力UPという世の中に無い視点をもったイノベーティブなシステムであるため、色々な壁に遭遇しますが、出雲社長のお話を聞き、我々の1年を振り返ってみると、まだまだイノベーティブな取り組みが足らないなと反省した次第です。

来年に向けどうしたらイノベーティブな会社になれるかじっくり考えたいと思います。

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