成長している製品への投資 VS 将来への投資

リンコムはモノづくりの会社であるため、常に何かを作り続けています。
特に、店番長に関しては、多くの新機能や機能改良をおこなっています。
今年の店番長に対する開発を見ると、「業務指示機能(又は実行力UP機能)」というジャンルがもしあるなら、自画自賛ではありませんがダントツに機能が充実し、成長しています。

片や、もう少し中長期的な視点で見ると、新しい製品やサービスといったイノベーションの開発に取り組めていなかったと思っています。

勿論、限られたリソースのなかでやりくりしなければいけないため、成長している既存製品の開発と、全く新しい製品の開発を並行で進めるのは至難の業ではあります。

どちらを優先すべきか、どの様な割合で開発するべきか、ある意味、今一番の課題かもしれません。
既存製品の開発は、流されて行っているわけではなく、一つ一つ吟味して行っていますが、どうしても将来への投資的な開発は後回しになりやすいものです。

それを変えるには、余程の覚悟が必要です。正解があるものでは無いと思いますが、一つの方法としては、将来、自分たちがなりたいと思う姿から逆算して決めるということだろうと思います。

そして、悩むということは、まだまだ将来なりたいイメージが出来ていない、または社内で共有できていないということなのだろうと思います。

今一度、基本に立ち返り将来どうなりたいのか、その為にはいつまでに何をするべきなのかという計画から見直していこうと思います。

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■本のご紹介
店番長ビジネスを通じて学んできた実行力UPのノウハウを、ダイヤモンド社の協力のもと『実行力100% チェーンストア企業の業績を上げる業務指示のすごい手法』と題した1冊の本にまとめました。
実際の現場で蓄積してきた貴重なノウハウを公開するのは、もったいない気もしましたが、1社でも多くのチェーンストア企業様のお役に立てるのであればと想い出版させて頂きました。
自分でいうのもなんですが良くまとまっていると思います。実際、読んで頂いたお客様からもご好評を頂いておりますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
・ダイヤモンド社
https://www.diamond.co.jp/book/9784478113141.html
・Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4478113149/

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