霧島酒造、江夏拓三様

先日、ダイヤモンド社主催の経営塾で、霧島酒造(株)代表取締役専務、江夏拓三様の講演を聞きました。

芋焼酎「黒霧島」で有名な霧島酒造は、宮崎県の都城市にあり、酒造1500社のうちダントツの売上を誇るトップ企業です。

DYNAMIC THINKINGと題し、新しい時代に対する経営のあり方について説明頂いたのですが、私なりに心に残った点をまとめてみました。(乱筆乱文で、すみません。)

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なぜ、名だたる酒造メーカーのうちダントツの一位になれたか?
本質を徹底して追求してきた。焼酎業界でいえば「味」。
そして、「発想の転換」が必要。
黒霧島のマーケティングにおいて、黒のラベルを付けようと主張したが、最初はみんなが反対した。黒は葬式をイメージすると。でも、これがあたった。

全従業員の物心両面の幸せを願う。若手を育てる。
その結果、地方にある会社にもかかわらず、平均年齢33才、従業員数594名というとても魅力的で競争力のある企業になった。
400メートルハードル日本一の選手や宝塚を出たという新卒社員が集まってくる。

どの企業であっても「創造開発型企業」を目指さないといけない。
金の卵を産み続ける組織、仕組みを作る。
誰も走っていない運動場をみつけ、一等賞になる。(ブルーオーシャン)

ドリルダウンできる力を付ける。
やって、やって、やって、やり抜く。
凡事を徹底していくと、余人がうかがい知れない世界を作り出せる。
何千回、何万回繰り返していると「悟り」の世界に到達する。
悟りを得ると、瞬時に全てのことが見える。大所高所から見える。
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他にも教えて頂いたことは色々とありますが、江夏様は72才とは思えないほどエネルギーに溢れる方で、こちらの方がおなか一杯になってしまいました。

しかし、経営者を集めた講演で「悟り」の話が出て来たのには驚くのと、自分が経営者として、その域までいけるものか考えてしまいました。
コロナの収束、岸田新政権の発足、中国の脅威、日本ハム新庄監督誕生(笑)など、本当に世の中が大きく変わろうとしています。この大変化の時代に、江夏様は、闘争心をもって、ダイナミックにやって、やって、やって、やり抜けと激を飛ばしてくれました。有難うございました。

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■本のご紹介
店番長ビジネスを通じて学んできた実行力UPのノウハウを、ダイヤモンド社の協力のもと『実行力100% チェーンストア企業の業績を上げる業務指示のすごい手法』と題した1冊の本にまとめました。
実際の現場で蓄積してきた貴重なノウハウを公開するのは、もったいない気もしましたが、1社でも多くのチェーンストア企業様のお役に立てるのであればと想い出版させて頂きました。
自分でいうのもなんですが良くまとまっていると思います。実際、読んで頂いたお客様からもご好評を頂いておりますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
・ダイヤモンド社
https://www.diamond.co.jp/book/9784478113141.html
・Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4478113149/

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