LINKcom ブログ

このブログでも何度か書いていますが、リンコムはリモートワークを行っています。オフィスもありますが、出社している社員は週に２、３名で、しかも週のうち１日か、多くて２日程度の出社です。

それはさておき、リモートワークを行っていて良かったと思う点は、社員の時間的自由度があがったことと、自律性が高まったという点です。

もともとリンコムは、社員を管理するという風土は希薄でしたので、就業時間内に個人的な事情で外出することなども比較的容易だったと思いますが、リモートワークで更に自由度があがりました。

そもそも社員は大の大人ですので、就業時間にサボっていないかなど管理するのは正直おかしな話です。例えサボっていても結果がでていれば全く問題はありませんし、多少サボっているくらいで良いとすら思います。

自由度が高まったことによって、自分で判断することも多くなりますので、自然と自律性も高まります。リモート環境下では、こちらも常に見守る（監視？）なんてことは出来ないので、社員自ら判断していかないと仕事が回りません。

私は、日本の企業力が落ちているのは、社員の自律性を犠牲にしてきたことにあるのではないかと思っています。
日本は高品質なものを大量生産することを第一に、社員の自律性よりも集団の決まりごとに合わせることを重視してきたと思います。昔はこれが強みになっていましたが、今の時代完全に裏目にでています。
リンコムは、社員管理（社員のサボりをチェックするようなもの）がほぼゼロで、規律なども必要最低限しかありませんが、リモートワーク下でも業績をきちんと伸ばせていますし、そういう世の中になってきたということだと思います。

仕事での喜びの一つは、自分が決めたものがお客様に喜ばれるということだと思います。その為には、社員の自律は必要不可欠なものです。

世の中には、自分で判断するよりも、決めて貰ったほうが居心地が良いという人もいますので、強要は一切しませんが、人生のなかで大きな時間を費やす仕事において自律性を犠牲にすることは、とても勿体ないことだなと思います。

社員にはもっと自由に考え、大胆に行動し、仕事の喜びを感じて欲しいと思っています。

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