店舗スタッフを指示待ちにしないためにできること

店舗スタッフが自主的に動いてくれないというお悩みを抱える店舗責任者の方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
店舗責任者の負担が増大するだけでなく、店舗責任者が不在のときに店舗運営の品質が下がってしまいかねず、おいそれと放置できない悩みかと思います。

もし、スタッフのスキルややる気に問題が無いのであれば、原因はスタッフが自主的に実施すべき作業を把握できない「業務環境」にあるのかもしれません。

トラブルを生みやすい、メールや掲示板を共有する運用

例えば、店舗に届いたメールを店舗責任者しか見ることができない場合、本部から届いた指示を把握しているのは店舗責任者だけということになりますので、店舗責任者から直接指示をしない限り、スタッフにとって実施すべき作業を把握する手段はありません。

では店舗メールをスタッフ全員が見られるようにしたら問題は解決するのでしょうか?
店舗メールの中に、人事通達や給与などスタッフに見られてしまっては困る内容が含まれている場合、現実的にこの手段をとることはできないでしょう。
重要なことは、店舗責任者だけが見られるメールとは別に、店舗スタッフ自ら、自主的に実施すべき作業を確認できる場所を設けることではないでしょうか。

しかし、単に別の場所を設ければ良いというわけでもありません。例えば、別の場所として新たなメールアドレスやグループウェアの掲示板を用意した場合でも、スタッフにとって今実施すべき優先度の高い作業を把握することは困難だと思われます。なぜならば、メールや掲示板の場合、自店に関連するものとしないものが混在している、店内で完了しているものと未完了のものが混在している、作業の優先順位を都度本文を見に行かなければ把握できないといった問題が残るためです。

スタッフが自主的に作業に取り掛かれる業務環境とは

  • 自店に関連する作業があらかじめ絞り込まれていて
  • 店内で未完了の作業(これからやらなければならない作業)が優先順位順に整理されている

といった店舗スタッフにとって理想の作業把握の場所を提供するのが「店番長」です。
店舗スタッフが自主的に生き生きと動ける環境づくりにご関心がございましたら、是非相談に乗らせてください。

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