株式会社ファーマみらい様「店番長」導入事例追加のお知らせ

株式会社ファーマみらい様(調剤薬局チェーン、423店舗)に店番長をご導入いただきました。

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株式会社ファーマみらい様からのコメント

【発生していた課題】

当社では、本部から店舗への指示伝達や、店舗から本部への報告連絡において、主にメールを利用していました。しかし、新店舗の開設やM&Aによる店舗数の増加に伴い、店舗の実行度にばらつきが見られるようになりました。指示内容の確認者や実行者、重要度、優先度が店舗で把握しづらく、重要な指示が後回しになったり、失念されたりするケースが多く発生していました。

また、本部側でも「メールで指示を出せば店舗が実行するだろう」という誤った認識があったことは否めません。指示を出した後の実行度が重要であると理解しつつも、実行状況を把握する手段が不足していました。メールでは既読の確認ができず、指示の徹底度を維持するのが困難でした。一方、店舗側も断続的に送られるメール指示に対して指示が埋もれる、進捗が不明瞭になるといった問題を抱えていました。

【導入のきっかけ、選定の決め手】

このような状況を受け、調剤薬局業界でも「店番長」のようなコミュニケーションツールを導入する例が増えていることを耳にする機会が多く、当社も早急にこのシステムツールの導入を決定しました。導入に際しては、他社のコミュニケーションツールを徹底的に比較検討し、特にUI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ」を重視しました。その結果、「店番長」が最も優れていると判断し、マニュアルなしでも運用可能であるとの確信を得ました。

様々なコミュニケーションツールが存在し、多機能なものや異なるUIが提供されていますが、メールからの移行に際して複雑なUIでは本部スタッフや店舗スタッフともに運用アレルギーを起こす恐れがありました。

最終的に「店番長」を選定した理由は、そのシンプルなUIと、マニュアルなしでも導入できる点にあります。また、UIのシンプルさに加え、レポート機能や権限管理の優れた点も採用理由として挙げられます。

導入に際しては、店舗に過度な負担をかけることなく、スムーズな移行を実現することが重要でした。最悪の場合、本部の負担が一時的に増えることはやむを得ないとしても、店舗での負担を避けることが大前提でした。この点については、リンコム様の導入ガイドラインや段階的な導入、説明会の実施により、スムーズな導入が実現できたと考えております。この点には深く感謝申し上げます。

【導入による効果】

導入後は、まず2ブロックでテスト運用を行い、その結果として非常にスムーズに全店舗での運用を開始することができました。優れたUIのおかげで、店舗の回答率も高く、実行度の把握や店舗状況の可視化が大幅に進展しました。また、回答率が低い店舗については問題があると判断できるため、問題店舗の特定も可能となりました。

特に、写真での報告機能が秀逸で、医薬品の陳列状況や調剤室内の環境、災害時の状況把握など、これまで把握できなかった情報が取得できるようになり、店舗運営の効率が大幅に向上しました。

結果として、「店番長」の導入により、従業員満足度や患者様満足度が向上し、企業としての成長や医療提供者としての責務の遂行に大いに役立っています。今後も店番長を通じて「全ては健康を願う人々のために」というスローガンのもと、清く正しい店舗運営を通じて、様々な方々に満足していただけると確信しています。

事例の掲載にご協力いただきました株式会社ファーマみらい様、誠にありがとうございました。
店番長のさまざまな業種・業態のチェーンストア企業様への導入事例は、こちらに掲載しております。

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