実行力を妨げる原因

店番長のビジョンは、チェーンストア様の「店舗における実行力UP」です。
その為、店番長というプログラムの提供だけではなく、実行力に関するノウハウをも提供できるようにして行かないと考えております。

そこで、実行力について色々と学んでいる途中ではありますが、「実行力不全(ランダムハウス講談社)」と言う本に紹介されていた実行力を妨げる原因のなかから特になるほどと思ったものがありましたのでご紹介したいと思います。

実行力の妨げる原因の一つに、「恐怖心」があると言っております。
確かに、恐怖心があったら実行などできないと、当たり前のように思われる方もいると思います。

しかし、多くの組織では実行させるために、何らかの罰則ルールを設けているケースもあるのではないでしょうか?学校などでは、校則に違反したら停学にするとか、もっと卑近な例でいえば、期限までに提出物を上げなければ評価をしないなどです。 これらは、罰則ルールを設けることにより、実行力を高めようとする一つの方法であり、多くの組織でも大なり小なり見受けられるものかと思います。

確かに、恐怖心による方法は、効き目抜群で即効性もあると思います。 しかし、この本の中でも紹介されていましたが、恐怖心による方法が行き過ぎてしまうと、恐怖心が実行力を高めるどころかマイナスに作用してしまいます。

大事なことは、どの様にして組織の風土のなかに実行力を身に着かせるかだと思います。そして、それは恐怖心では無く、自然と実行力があがる仕組みが必要なのではないかと思います。

店番長においても、この点を忘れずに実行力UPのお手伝いをしたいと改めて思いました。

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