業務指示は目標(ゴール)と方法

今日は、業務指示について考えて見たいと思います。
私も、メンバーに業務指示を出す機会が多々ありますが、期待した結果が得られないことがあります。

報告されて上がってきたものが、期待したものから大きくズレている。30分もあれば出来るだろうと思って出した指示が、1時間たっても、2時間たってもできたと言う報告があがってこない。
と言ったこともあります。

なぜ、出来ないんだ。なぜ、伝わらないんだと思います。
そんな時に、ある本に下記の記事が載っていました。

「なぜ、職務は完全に果たされないのか。それは、職務を与えられた人自身が、目標(ゴール)と、方法の2点について具体的に知らないからである。そして、それらを知らないのは、命令(業務指示)をした上司が正確に職務の果たし方を教えていなかったからである。」

「本来、命令(業務指示)とは、職務の目標(ゴール)と方法との2種類を正確に伝えることである。」

この記事を読んで、そうか原因は相手にあるのではなく、自分にあるのではないかと気づきました。
普段、業務指示を出すときに、何をして欲しいかを分かりやすく伝えようと言う漠然とした意識はあるのですが、目標(ゴール)と方法という意識はあまりなかったように思います。

私の好きな言葉に「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来である」というものがありますが、業務指示もこれに通じるものがあります。

上の記事を私なりに解釈すると、

  • 目標(ゴール)が共有されれば、期待するものが出来あがる。
  • 方法が共有されれば、期待したスピード感で出来あがる。

今一度、業務指示を出すときに「目標(ゴール)」「方法」を意識してみたいと思います。

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