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これは、お世話になっている取引先の先輩から聞いた話なのですが、その方の奥さんが大手のチェーンストアで店舗スタッフとして働かれているそうです。
その先輩の奥さんが店舗スタッフとして働いていて、一番不満に思うのは「ちゃんと働いていることを見てくれていない。」「評価してくれていない。」ということだそうです。
決して、仕事がきついとかということでは無いそうです。

昨今、店舗スタッフの採用がむずかしく、時給を上げるなど非常に苦労されています。
そういった点からも、店舗スタッフのかたの評価をきちんと行うということで優秀な店舗スタッフの離職率を下げるなどの、施策が大事ではないかと思います。

しかし、人を評価するというのは非常に難しいことでもあります。
例えば、売場の売上だけで評価してしまっては、店舗スタッフの実力とは別の要素（取り扱う商品がたまたまヒットしたときに担当だったとか、たまたま大口の顧客がきたなど）が入り込んでしまい、正しい評価になりません。かと言って、店舗スタッフを四六時中観察するということも不可能です。

では、どうしたらよいでしょうか？
大事なことは、結果以上に、何をおこなったかで評価することだと思います。
たとえば、「店番長」では、日々の業務指示の報告データを集計し、店舗毎の実行力を分析する機能がありますが、この機能などを利用するのも一つかと思います。実行力グラフを使用すれば、決められた期間内にどの位実行されているかが分かるようになります。
この実行力グラフを評価指標として使用するということです。

本部、店舗間のコミュニケーションで悩まれている方も多いのですが、コミュニケーションツールを入れても解決にはなりません。もっと根本的な視点（評価するなど）から改善を図られるのも良いかと思います。