店舗の実行力は、本部の実行力以上にはならない

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店番長」のビジネスを始めて、発見した法則の一つに『店舗の実行力は、本部の実行力以上にはならない』というものがあります。

これは、店番長の初期のお客様と定期的なミーティングを行っていて発見したものです。
このお客様では、店番長を活用頂き店舗の実行力が順調に向上していきましたが、あるところで止まってしまいました。
そこで、本部の担当の方と色々と対策案を出し合い、計画を立てました。
この計画に対して、定期ミーティングで実施状況を確認していったのですが、1ヶ月経っても、2ヶ月経ってもなかなか実施されずにいました。
この様子を見ていて、店舗の実行力が一定以上に上がっていかない原因は、実は本部側にあるのではないかと、ふと思いました。

それから、多くのお客様の状況を分析していくと、業務指示に対する実行力が上がらない3大原因が分かってきて、やはり本部側に原因があることが明確になりました。

《実行力を妨げている3大原因》

・業務指示を出した人が店舗の実行状況を確認せず流しっぱなしにしている
・業務指示そのものの書き方がとても曖昧
・物理的に実行できない量の業務指示を出している

もちろん実行力が上がらない原因は本部だけではなく店舗側にもそれなりにあることは否定しませんが、根本的な解決を求めるのであれば本部側に原因があると捉えて改善していく方が、間違いなく効果的です。

もう一つ発見したことを言いますと、日本の店舗スタッフは間違いなく世界一優秀だということです。礼儀正しく、仕事はスピーディです。海外に行くと、このことが良く分かると思います。

誤解して頂きたくないので、あえて書きますが、決して本部の方が優秀で無いということではありません。本部の方は当たり前ですが優秀な方の集まりですので、問題は会社の中の仕組みにあるということです。
例えば、業務指示に使っている現在のツールでは店舗の実行状況を把握できなく、優秀がうえに抱えている仕事量も多く、どうしても業務指示を投げっぱなしにせざるを得ないなどです。

しかし、実行力を妨げている仕組みを変えれば、世界一優秀な店舗スタッフを抱えているため、世界でも戦っていけること間違いないと思います。
決して、AmazonのようなECサイトの台頭が激化しても一方的に取って代わられるようなことは無いと思います。

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