実行力は全店舗100%でないといけない
前回の「業績は、戦略×実行力」では、実行力が業績に大きく関わっている、とても重要なものであるということについて記しましたが、では、実行力はどのくらいあれば良いのでしょうか?
答えとしては、全店舗が実行力100%を目指すべきだと思います。
なぜ、実行力100%にこだわるかといいますと、「業績は、戦略×実行力」の式で考えると、実行力100%であることにより戦略の評価が正しくできるようになり、問題点を明確にしやすいからです。
例えば、キャンペーンを行ったとしても、決められた時間に準備ができてなく、販売の機会をみすみす失っていたとしたら、このキャンペーンの企画自体が悪かったのか良かったのかが分かりません。
つまり、実行力が低いと、戦略が悪かったのか、実行力に問題があったのか判断がつかず、結果が良くも悪くもキャンペーンの企画に対する反省のしようがないということです。
色々な催しを行うが、業績に結び付いていないという企業があります。こういう企業は戦略が悪いのではなく、実行力が低いことが根本的な問題ではないでしょうか。
正しい反省や振り返りができないで、間違った施策を繰り返し講じてしまう。これは、非常にもったいないことです。利益を生み出すには、こういうことをきっちり行えることが本当に重要になります。
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