未曽有の事態への対応

昨年の暮れ中国で発生した新型コロナウイルスは、韓国、日本に広まり、今はヨーロッパ、アメリカへと勢力を拡大し、全世界で猛威を振るっています。
日経新聞(4/6)によると、全世界の感染者数は141万人を超え、死者7万人を超えたということです。各国政府による外出制限措置により、世界人口の4割(33億8000万人)が自宅待機を行っているそうです。

日本でも感染者数が3600人を超え、東京では日に日に感染者数が増えており、不要不急の外出自粛に続き、4/8には緊急事態宣言が出されました。
政府は、医療崩壊による死者の増加を防ぎつつ、経済の混乱を最小限に抑えるべく、非常に難しいかじ取りを行っています。

4月、本来であれば新しい期を迎え新入生や新入社員で世の中は明るくなっているところですが、この様な我々が過去に経験したことがない事態において、会社、家族、個人は、どう対応していったらよいのか不安な日々を過ごされています。

先日、ある店舗経営者の方とお話をしていたところ、「世の中が外出を自粛しているときに、お店を開けていて良いのか後ろめたい気持ちです」と仰られていました。例え、新型コロナウイルスにより直接売上などの打撃を受けていない店舗であっても従業員やスタッフは常に葛藤されています。

弊社では、社員への感染リスクを下げるため2月からスタートしているリモートワークのレベルをもう一段上げ、週1回の定例出社も無しとしました。
しかし、これまでの措置によるお客様へのサービスレベルの低下は、全くありません。
営業、およびカスタマーサクセス部員は密に連携を取っており、いままでと変わらないカスタマーサービスの提供が出来ています。技術部員も、お客様の課題解決に、更なる貢献ができるよう製品の進化に取り組んでいます。
いまこの瞬間でもたくさんのチェーンストア企業様で使われているツール(店番長)だからこそ、平常状態と変わらぬ運営ができることが大切であると考えています。

もし、お客様やパートナーの方々でお困りのことがありましたら、遠慮せずに今まで通りお問い合わせください。私たちは、精一杯、普段と変わらない支援をさせて頂きます。

微力ではありますが、浮き足立たぬよう、いま出来ることを粛々と行っていくことが、この現状を打破する一番の対策であると信じております。

最後になりますが、新型コロナウイルス感染症の被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げるとともに、事態の一刻も早い回復を願っております。

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