オーナーシップを持とう
今回のブログのメッセージは、社員に宛てたものになりますが、最近、良く考えるキーワードの一つが「オーナーシップ」です。
オーナーシップの意味は、下記になります。
「オーナーシップ」とは、個人と組織、個人と仕事との関係を示す概念で、担当する仕事を"自分自身の課題"と主体的に捉え、強い情熱と責任感を持って取り組む姿勢のこと。与えられた職務やミッションに対する自発性、経営に対する当事者意識、参画意識などがオーナーシップを形成する要素です。
このオーナーシップというキーワードを思い浮かべるシーンとしては、
「〇〇さんが行った仕事なので私は知りません。」
「なんで、こんな仕様にしたんだよ!!」
「私の責任ではありません。」
「なんで私がしないといけないんですか?」
という発言を耳にしたときで、これらの発言は、オーナーシップを発揮しているときの発言とはかけ離れた発言であると思うためです。
勿論、発言者にとっては正当な理由はあると思いますが、理不尽は世の常であります。
良い企業やチームというものは、メンバー一人一人が自分の役割を理解し責任をもって取り組んでいます。
例えば、サッカー日本代表に選ばれるような一流選手の場合、試合後の発言などを聞いていると、「あのシーンで自分がゴールを決めていれば試合の流れは変わった。」など、決して他人のせいにするような発言はありません。
これは、一人一人が強いオーナーシップを発揮しているからだと思います。
オーナーシップとは、言い換えれば責任を持つということでもあるため、勇気のいることではあります。しかし、オーナーシップを持つことで、得られることも多くあると思います。
例えば、
- 仕事が楽しくなる
- 自分のリズムで仕事ができる
- 充実した時間を過ごすことができる
- 失敗を受け止められる
- つらい時に、乗り越えられるようになる
- やりがいの度合いが高まる
- パフォーマンスが上がる
- 人の目を気にしなくて済むようになる
- 周りから信頼される
などです。
オーナーシップを持たず、楽に仕事をするという選択肢もありますが、特に人生のなかで非常に大きな時間を費やす仕事においてオーナーシップを発揮しないということは、人生を無駄に過ごしているように私は思えます。
是非、人生を豊かにするためにも勇気を出しオーナーシップを発揮し仕事に打ち込んでほしいと思います。
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