コミュニケーションは相手を理解することから

リモートワークでも、リンコムは比較的良くコミュニケーションは取れていると思いますが、それでも不足している部分もあります。

例えば、他部門のメンバーや、新しく入ってきたメンバーとのコミュニケーションはどうしても不足気味です。また別の視点では、仕事以外の情報(趣味、趣向や日々の出来事など)に関するコミュニケーション(共有)なども不足気味です。

これらのコミュニケーションは、一見すると仕事には不要に思われますが、仕事をスムースに進めたり、メンバーの日々の活力において非常に大事なものだと私は思います。

その為、昨年から四半期の終了後に、直接メンバーが集まる交流会を行っています。そして前回からは外部の方の力をお借りし、コミュニケーションを深めるためのワークショップを行うようにしました。

前回のワークショップでは、メンバー自身の過去の出来事や、その出来事による気持ちの浮き沈みをグラフにし、発表し合うということをしました。
この目的は、メンバーの普段の発言や考えの背景の一端を知るという点にあります。

実際、ワークショップを通じて、

  • そんなこだわりを持っているんだ
  • そんな経験をしてきたんだ。今度、相談してみよう!
  • そんな趣味をもっていたんだ
  • そんな動機でリンコムに入社したんだ
  • そういう事で深く悩むんだ。又は喜ぶんだ
  • リンコムのそういう点が好きなんだ

という様なことが分かったと、フィードバックがありました。
普段のコミュニケーションでこの様なことを思い浮かべられたら、それまでとは違うコミュニケーションが形成されるのではないでしょうか。

勿論、1回のワークショップでコミュニケーションがガラッと変わるわけではありません。この様に相手を理解する機会をつくり、ちょっとずつ変わっていくのだと思いますので、引き続き実施していきたいと思っています。

まずは、相手を理解すること。これが、コミュニケーションのスタートだとワークショップを通じて改めて思いました。

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