「心理的安全性」に対する誤解

いつ頃からでしょうか?「心理的安全性」という言葉が出てきたのは。
私がこの言葉に出会ったのは、恐らくgoogleの組織について書かれた本の中だったように記憶していますので、今から10年くらい前かと思います。

どういうわけか、私は「心理的安全性」という言葉が、あまり好きになれないというか、違和感の様なものを感じていました。

それが、先日、ある講義を受け原因が分かりました。
その講師が言うには、

「心理的安全性だけを追求すると、ヌルイ企業になってしまう。」

「本来、心理的安全性には、仕事に対する高い基準が必要。心理的安全性と仕事に対する高い基準がある企業は、衝突が起きても健全な衝突であり、高いパフォーマンスを生んでいる。」

と言われ、これだ!!と思いました。

私が感じていた違和感は、心理的安全性という一面だけで考えていたため、本能的にリンコムがヌルイ企業になってしまわないかという心配から来ていたのでした。

自由と責任が対であるように、心理的安全性と仕事に対する高い基準を対で考えなければいけなかったのだと。

いやはや、10年かかってやっと理解できました(汗

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